上司へのプレゼント選びで絶対にやってはいけない3つのこと

異動や退職のタイミングなどでは、それまでの感謝やこれからの発展を願って、上司にプレゼントを贈りたいものですよね。

ですが、上司にプレゼントを贈る時には同僚に贈るときよりも考えなければいけないことが多いことをご存知でしょうか?

ここでは、上司にプレゼントを贈る時に気を付けたいこと、やってはいけないことをご紹介します。

 

花に花言葉があるように贈り物にも裏の意味がある

あなたは今まで、上司や同僚、友人へのプレゼントを用意する際にどのようなことを考えて選んできたでしょうか?

もしかすると、プレゼントなんだから、相手が喜ぶものならなんでもいいでしょ、と思うかもしれません。

ですが、普段何気なく贈っているプレゼントには、それぞれの花に花言葉があるように、実はそれらにも意味が込められていることをご存知でしょうか?

それを知らずにプレゼントしてしまうと、場合によっては相手に対して失礼になってしまう場合があるのです。

 

特にお歳暮などで上司に贈る場合、マナーに反した贈り物を用意してしまうと礼儀がなっていない人と認識されて、対外的な取り組みから外されてしまう可能性すらあります。

また、同僚にはよくても上司に対しては失礼ということもあります。

 

そう考えると、プレゼント選びは慎重にならなくてはいけないですし、プレゼントしても喜んでもらえないかもしれないとネガティブになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、プレゼントに大切なことは相手に喜んでもらいたいという気持ちであり、それに対してどのようなリアクションがあったとしても、それはあくまでも結果にすぎません。

ですから、結果は結果として捉えて、選んでいる瞬間を最大限に楽しみながら学んでいくとよいでしょう。

 

また、プレゼントをうまく選べばそれだけ上司からの評価が上がりやすくなりますし、その後のコミュニケーションもより円滑に進められるようになります。

特に礼儀を重んじる人にとって、プレゼントを渡す時のマナーは非常に気にするところですし、それらを理解していないと取引先へのプレゼントも満足に任せられない人という印象すらも与えてしまいます

そのようなことが無いように、少なくとも知識は持っておくようにしましょう。

 

上司へ贈ると失礼になってしまうプレゼント

上司へプレゼントを贈る時に気を付けるべきなのは、その品にどのような想いや意味が込められているのかを知るということであり、また、上司、つまり目上の人へ贈るものだという認識をもつということです。

これを忘れて、同僚や友人と同じ感覚でプレゼントを用意するとマナー違反を犯しやすく、心証を悪くしてしまいます。

それでは具体的に、どのようなプレゼントだと失礼になってしまうのかをご紹介します。

 

手帳や文房具

まず初めに紹介するのは、同僚へのプレゼントとして定番の手帳やペンといった文房具です。

これらは、同僚か目下の人に対して贈るのであれば問題ないのですが、上司へ贈るのは厳禁です。

なぜだかご存知でしょうか?

 

これは、「プレゼントした文房具を使ってもっと勉強してくださいね」という意味が含まれてしまうからです。

上司に対してもっと勉強しろだなんて、口が裂けても言えませんよね?

同様の意味を持つものとして時計も該当します。

もちろん、贈った本人からするとそのような意味を込めているつもりはないでしょうが、世間一般ではそのような意味が隠されているものなのです。

知らなかったでは済まないこともありますから、覚えておくとよいでしょう。

 

ハンカチ

ハンカチも失礼になるプレゼントの一つであり、実は同僚にも贈らない方がよいプレゼントです。

ハンカチは、漢字では「手巾」と書き、「てぎれ」と読みます。

察しが良い方はお気づきかもしれませんが、縁を切ることを意味する「手切れ」と同じ読み方なのです。

 

このことから、ハンカチを贈る行為の裏側には、「あなたとの縁はもう切らせていただく」という意味が込められてしまいます。

退職や異動などで遠く離れてしまう時にプレゼントを贈ることもあるでしょう。

そのような場合でも、縁は残しておきたいと思うものですから、間違っても縁を切ることを意味するハンカチをプレゼントしてはいけません。

 

お茶

プレゼントにお菓子や飲みものを贈ることもあるでしょう。

この時に贈ってはならないのがお茶です。

お茶と言えば、お葬式の香典返しとして定番の商品です。

なぜお葬式にお茶なのか、そこには諸説あるようですが、どちらにしても「お茶をプレゼントする」という行為自体が好印象にはつながりにくい行為と言えます。

特に年齢を重ねた方に贈るのは、礼儀が分かっていない行為だと叱られてしまう可能性もありますから、気をつけましょう。

 

ただし、同じ飲み物でもお酒好きな上司に少し高価なワインや日本酒をプレゼントするのはよいでしょう。

また、近年は紅茶なども香典返しの品として選ばれるようになっていますが、上司が好んで紅茶を飲んでいたりこだわりを持っていたりするのであれば、少し高級な紅茶をプレゼントするのは選択肢としてよいかもしれません。

ですが、あまり紅茶にこだわりがない人の場合には、贈らない方が無難と言えるでしょう。

 

そのほか、一般に縁起が悪いとされる物としては櫛などのように「4」や「9」が入るものなども該当します。

 

靴や靴下

最後は靴下や靴などの下半身に身に着けるものです。

靴下や靴は、「相手を踏みつける」という意味を持つことから、贈らない方が無難な品です。

特に靴は、サイズを間違えるともらった側も履くタイミングに困ってしまいますから、他のプレゼントを探すとよいでしょう。

 

以上が、上司へプレゼントする時に贈らない方がよいものです。

今まで気づかずに送ってしまったものもあったのではないでしょうか?

 

こうなると、もう贈るものが無い、自分で選んでほしいと思ってしまうかもしれませんね。

ですが、商品金やカタログギフトなども「お金だけ渡すので後は自分で選んでください」という、少し上からな意味が込められてしまうので注意が必要です。

ますます何を選んでいいか分からなくなってしまいますが、ここからは無難にまとめられるプレゼントをご紹介します。

 

間違いがおきにくい上司へのプレゼント

上司へのプレゼントで間違いが少ないのは、名前を入れたグッズを用意することです。

贈ってはいけないものとして文房具やハンカチを挙げましたが、名前が入っていればこれらを選択肢に入れても問題ありません。

 

また、男性であればネクタイやネクタイピン、女性であればお菓子やスイーツなどが定番の品と言えるでしょう。

ネクタイは、どれだけ持っていても困らないものですから間違いを起こしにくいですし、ネクタイピンも、複数持っていてもその日の気分によって変えられますから、喜んでもらいやすい品です。

お菓子やスイーツも、その時に注目を浴びている品や限定の品などを用意できれば、喜ばない人はほぼいないと言えます。

また、お酒好きな上司に対して、お酒をプレゼントする以外にグラスをプレゼントするのもよいでしょう。

グラスにも様々な種類がありますし、価格帯も様々ですから、その中から適した品を選べば喜んでもらえるはずです。

 

そのほかには、女性であればエステやマッサージのチケットなどもよいでしょう。

ネイルや香水などは好みがありますから事前の調査が欠かせませんが、エステやマッサージであれば誰でも気軽に利用できるものですから、プレゼントしやすい品です。

 

そして、最後に紹介するのは寄せ書きです。

一人一人の想いが込められた寄せ書きは、上司にとって何よりも嬉しいプレゼントであり、それまでの苦労が報われるプレゼントでもあります。

上司としてチームをまとめるということはさまざまな苦労がありますし、そこにたどり着くまでに部下が辞めてしまったという経験は誰もが持っているでしょう。

 

そうしたことを乗り越えて部下たちから寄せ書きをもらって、全く喜ばない上司はいないはずです。

また、上司の上司からもメッセージをもらえたりすると、さらに嬉しさも増すことでしょう

ただし、寄せ書きだけだとお金をかけたくないのかなと寂しさを感じてしまいますから、これまでに紹介したプレゼントとセットで寄せ書きを用意するということも、心がけていきましょう。

 

日ごろから上司を観察して趣味や嗜好を理解しておくことが大切

定番の品で無難におさめるのもよいですが、さらに突っ込んで上司の好みを的確に把握し、そして欲しがっている品を渡すことができればさらに喜んでもらえます。

例えば、上司が好きなスポーツのグッズやチケットをプレゼントするのもよいですし、既にご紹介したお酒も、好きなお酒や飲んでみたいお酒を事前に調査しておけば、喜びはさらに大きくなるでしょう。

その意味でも、事前に上司の趣味や嗜好を理解しておくことが大切です。

 

また、上司の好みを知るためには日ごろのコミュニケーションはもちろん、机の上に何が置かれているか、身に着けているアクセサリーなども細かくチェックしておくとよいでしょう。

もしくは上司がお世話になった人などから、聞くのもよい方法です。

上司という立場上、プライベートな部分を極力部下に見せたがらない方もおりますから、そのような時にはさらにその上の存在に話を聞くことで、昔話や意外な素顔を聞けるかもしれません。

このように心のこもったプレゼントを用意すれば、きっと喜んでもらえますよ。

 

プレゼントを渡す時に注意しておきたいこと

プレゼントを渡す際、マナー違反ではなくても気を付けておきたいことがあります。

まずは渡すタイミングですが、基本的には退職の場合は送別会で贈るのが無難です

なお、昇進や昇格の場合は必ず昇格した日に渡すようにしましょう。

昇格前日などの前任者がまだ就いている段階で渡すのは、前任者に対して失礼に当たってしまうので注意が必要です。

 

また、個人的に贈りたい時には、必ず会社として贈る予定があるのか、どのようなものを贈るのかをあらかじめ確認しておく必要があります。

万が一渡すものが被ってしまってはいけませんし、周りが渡していない中で一人だけ渡すことで、その後の社内での人間関係が難しくなる場合があります。

一番良くないのは誰にも言わずに先にプレゼントを渡してしまうことで、その後でもめる可能性が大きくなってしまいます。

逆に、あらかじめ周囲に確認したうえで、最後にそっと渡すのであれば角を立てずに済ませられるでしょう。

渡す相手だけではなく、周囲の人たちにも気を使いながらプレゼントすることが重要です。

 

まとめ

プレゼントはその後のコミュニケーションを円滑にしやすくなる半面、作法や手順を間違えると関係性がぎくしゃくしてしまうきっかけとなる場合もあります。

仕事においては、プレゼントを渡すという行為も大事なビジネススキルの一つなのです。

ですが、最低限抑えておくべき知識を理解しておけば、少なくとも関係性が悪くなるということは避けられるはずです。

今回ご紹介した内容は、まさに抑えておくべき知識ですから、ぜひプレゼントを渡す機会が訪れるたびに一度は見返してみてくださいね。

 

そして、渡す相手、周囲のことを考えながら準備を進めていけば、必ずや円滑なコミュニケーションを築いていけることでしょう。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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