これであなたも隠れた優良株を発掘!!会社四季報の読み方とは

皆さんは株式投資の際にどのような情報を参考にしていますか。

テレビやラジオ、新聞やインターネットといった形で、多くの情報媒体がある中銘柄選択をされていると思います。「儲かる銘柄を掘り当てたい」と思いの投資家の方が多いと思いますが、上場企業が数千社の中で探し当てるのは至難の技です。

しかしながら「儲かる可能性の高い銘柄を可能な限り探せる媒体」があるのです。それは「会社四季報」です。

東洋経済が四半期に一度発行しており、上場銘柄の「業績・会社情報・大株主・見通し」といった投資家にとって重要な情報をわかりやすくまとめられています。

実は株式で億ほど儲けた投資家の内、過半数以上は「四季報を参考にしている」とも言われています。
今回は「会社四季報」の読み方について解説し、隠れた優良銘柄発掘方法について解説していきたいと思います。

 

「会社四季報」とはどんなもの?

まず「会社四季報」というものはどんなものであるかを解説していきたいと思います。

「会社四季報」の概要

「会社四季報」は東洋経済新報社が年間4回発行している「日本に上場会社する全企業の情報誌」です。

証券会社で働く人間の9割9分は毎期分を用意しているなど、株式投資には必要不可欠な情報媒体であります。

発売タイミングは3月(春)、6月(夏)、9月(秋)、12月(新春)となっています。国内の全上場企業からREITやETFといったものまで、一冊にまとめられています。

会社四季報にはどんな情報が掲載されている?

全上場企業を掲載しているため、企業ごとの記載項目は大きくありませんが、重要な情報が詰まっているのが特長です。

構成は「企業情報」「業績」「配当」「株主・役員・子会社」「株式指標」「比較会社」といった一般情報から、東洋経済が独自に調査した「業績予想」について、マークや記号を使って一社一社評価しています。非常にまとまった構成になっており、企業についての概要をチェックする分には十分の情報量です。

株式のプロも皆活用の「会社四季報」

「会社四季報」は株のプロである証券営業マンから個人投資家に渡り愛用されており、他社においても同様の情報誌を発行しているのにも関わらず、業界シェア7割を誇っています。適切な情報と東洋経済独自の調査力には定評があるため、四季報発売日には徹夜をして読み込む方も多い様です。

「会社四季報」の読み方は?

 投資家にとって必要不可欠な情報を得ることが出来る「会社四季報」ですが、投資初心者の方からすると非常にわかりにくいとも言われています。そこで、投資初心者でもわかる「会社四季報」の読み方について解説していきたいと思います。

会社四季報は「銘柄コード」順に並んでいる

 上場会社にはそれぞれ固有の番号などが割り振られております。日本に上場する企業には「4桁の数字」が割り振られています。

例えば日本のトップ企業であるトヨタ自動車は「7203」、衣料品小売のユニクロを運営するファーストリテイリングは「9983」といった形で番号が1000番台から9000番台まで業種ごとに割り振られています。

「会社四季報」は銘柄コード順に企業が掲載されていますので、証券コードがわかればすぐに場所を見つけることが出来ます。

証券コードがわからなければ「業種」で調べる

  証券コードがわかれば問題ありませんが、中には覚えられないという方や、とっさに調べたいと思う方もいると思います。

その時は「業種」に沿って調べることで見つけやすくなります。実は証券コードは33の業種を分類された上で分けられた番台によってそれぞれ付与されるのです。以下を御覧ください。

証券コード

業種

1000番台

水産業・農林業・鉱業・建設業

2000番台

食料品

3000番台

繊維製品・パルプ・紙

4000番台

化学・医薬品

5000番台

石油・石炭・ゴム・ガラス・土石・鉄鋼・非鉄金属・金属

6000番台

機械・電気機器

7000番台

輸送用機器・精密機器・その他製品

8000番台

卸売業・銀行・その他金融・証券・先物取引業・保険・不動産

9000番台

陸運・海運・空運・倉庫・運送関連・情報通信・電気・ガス・サービス業

 このように、証券コードはむやみに番号を付けられていないのです。従って探されている銘柄を調べるときには「業種」を意識してみてください。

 

会社四季報の読み方(企業情報等)

まず会社四季報の中でも、「企業情報」の読み方について解説していきたいと思います。

右上には「証券コード・社名」について記載があり、決算月や上場日、会社概要についてまとめられています。

この項目には「事業セグメント」についての記載がありますので、「この会社はどんな事業を行っているのか」を確認することができます。

右下には「本社所在地」や「従業員数」といった基本情報が載っています。

「会社四季報」には東洋経済独自の調査による「業績予想記事」が掲載されており、業績がひと目でわかるように「見出し」が設定されております。

見出しについては大きく分けて3種類に分かれており、「好調」や「増益」といった、良い印象を意識される「プラスイメージ」、「底入れ」や「横ばい」といった、まずまずの印象を意識される「中立的」、「下降」や「減益」といった、悪い印象を意識される「マイナスイメージ」といった形となっております。ひと目見るだけで業績イメージが湧きやすくなります。

会社四季報の読み方(業績・指標等)

 続いて四季報の左側にあたる「業績」についての読み方を解説していきます。

まず中央上部に記載されているのが「株主・役員・子会社」についてです。全株主数や大株主の名称や株数が記載されており、オーナー企業であるかが確認することができます。

また現役員や子会社についての記載があるため、経営体制をチェックすることが可能です。

中央下部には「配当」についての記載があります。

「配当利回り」や「配当金額」を確認することができます。

左側上部には「指標」や「資本移動」について記載があります。「発行株数」や「時価総額」、「貸借対照表における必要項目」や「キャッシュフロー」を簡潔に確認できます。

また、企業の格付けや増資・株式分割といった企業のアクションについてもチェックできるので、企業の経営色を調べられます。

最後に左下部には「業績」について記載があります。ここには数期前より業績推移や次期の予想をチェックすることができるので、企業の発展が行われるかどうかがイメージすることができるでしょう。

左側は数字ばかりになってしまうため、株式投資初心者にはどうしても見にくい印象を与えてしまうと思います。しかしながら慣れると即座にチェックできますので、ポイントを押さえましょう。

 

ここは注目!「会社四季報」のチェックポイント

ここまでは「会社四季報」を読むにあたっての「基本」をお伝えしましたが、ここからは応用編として「会社四季報」の要チェックポイントについて解説していきましょう。このチェックポイントは「証券営業マン」では常識のポイントであるため、株式投資家の方は必見です。

「会社四季報」の業績予想欄をチェック

 会社四季報の左下部に記載がある「業績予想欄」は、決して外せない項目です。ここでは「売上高」「営業利益」「純利益」「一株益」についてチェックしましょう。

それぞれの項目が年々増加している企業は業績も拡大していると読めるため、長期的に「株価は伸びていく」と予想されます。

 

「会社四季報」の株価指標欄をチェック

  次に注目したいポイントは「株価指標欄」です。銘柄が記載されているページの上部に記載されている項目ですが、ここには銘柄の「PER」と「PBR」が載っております。

両項目は「株価に対する割安度を測る指標」であり、同業他社と比較することができます。

 

「会社四季報」の株式・財務欄をチェック

  3つ目にチェックすべき項目は「株式・財務欄」です。

この項目では「経営の健全さ」をチェックすることができます。特に「自己資本比率」と「有利子負債」の2項目をチェックしてください。「自己資本比率」とは会社の総資産から負債を除すことによって表すことができ、この数字が高ければ高いほど「借金に依存せず経営を行っている」と言えるのです。

また、併せて「有利子負債」の項目をチェックすると良いでしょう。その名の通り「利子のある負債=銀行借り入れもしくは社債」となるため、「0」となっていれば無借金と言えるのです。

投資をする上での一番のリスクは「ゼロになる」ことであり、借金がないということは「倒産リスクを大幅に抑えることができる」とも言えます。

 

「会社四季報」の配当欄をチェック

 4つ目は「配当欄」です。株式投資は値上がりを取りに行く「キャピタルゲイン」と定期的な配当である「インカムゲイン」の2つによって成り立っており、特に長期投資家の方には「配当」を注目される方が多いのが特長です。

この欄で注目する点は「増配しているか否か」という点です。配当利回りが高い銘柄を好き好んで買い付けされる方が多いのですが、本業が儲かっていなければ配当は出し続けられません。

従って前期に比べて「増配」しているかどうかをチェックすることで、「業績の好調さ」をみることができるのです。

 

隠れ優良株は「会社四季報」のこのポイントを押さえるべき

ここまで「会社四季報」のチェックポイントを解説してきました。このポイントだけでも十分銘柄を絞ることができるのですが、最後に2つだけ「隠れ優良株」を探し当てる方法をお伝えしたいと思います。

「ニコニコマーク」を探そう!

まずは「ニコニコマーク」のついた銘柄を探しましょう。

このマークは東洋経済が企業を独自に調査した結果、「会社の業績予想に比べて3%以上上振れする」と予想した場合に付けられます。

30%以上であれば「ニコニコマーク」が2つ付けられるため、非常に目立ちます。

「ニコニコマーク」がついている企業は、業績予想を低めに見積もっていることが多く、上方修正のニュースがでた際には株価急騰も見込めます。

会社四季報の発売日に「ニコニコマーク」のついた銘柄をチェックすることで、3ヶ月間十分に戦える銘柄を探すことができると思います。

 

オーナー企業の社長が筆頭株主であれば注目!

 2つ目に注目したい点が「オーナー企業」であり、「社長が筆頭株主である」という点です。

オーナー企業であれば経営における意思決定が迅速なため、仮に有能な経営者であればあるほど業績を大幅に伸ばしていく可能性が高いと言えます。

その点は「大株主欄」においても見受けることができ、「経営者」が「大株主欄」の上位に名を連ねている場合、自分自身に対する業績のご褒美として「増配」をしてくることが考えられます。

サラリーマン企業に比べれば、オーナー企業の方が増配を積極的に行っているように感じますし、実際に株価が上昇を続けているものも多いです。是非この点も注目してみましょう。

いかがだったでしょうか。是非「会社四季報」を活用し、眠れる隠れ優良株を発掘し、ご自身の株式投資に繋げてみてください。

 

 

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