2017/8/21 ライフプラン表の正式版リリースに伴い全面改定
この記事を読むと
- ライフプラン表の作り方がわかるようになります。
- 無料でダウンロードできる、自動ライフプラン表作成ツール(Excel)を使ってあなたのライフプランを作成することができます
マイカーの購入・住宅ローン・子どもの進学etc…人生にお金は切っても切れない関係です。
その人生に大切なお金を闇雲に使わないためにも、
まずはじめに必要なものは資金計画とライフプランの作成です。
ここでは、実際にライフプラン表を作成するための手順と筆者が作成した、Excelを使用し、ライフプラン表を自動で作成するツールについてご紹介します。
このページがあなたのライフプラン作成の助けとなり、今後の資金計画の一助となれば筆者として幸いです。
「ライフプラン表を手書きで書くのはちょっと大変だなぁ。。」
そんな方のために、簡単な質問に答えるだけで35年分のライフプランを自動で作成するツールを作りました。
ぜひ、ライフプラン表を活用してみてください。
下のボタンをクリックすると、自動ライフプラン表作成ツール『YourLIFE』(Excel)をダウンロードします。
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- ソフト情報
- ソフト名:『Your LIFE』自動ライフプラン作成ツール(Excel)
- バージョン:1.0.0
※今後予告なく変更する場合がございます。 - 作成日:2017年8月20日
※マクロ付きのExcelファイルになりますので、ご使用の際はマクロの有効化(コンテンツの有効化)をお願いします。
※Excelがない方やモバイルユーザーの方には、Web上でライフプラン表を作成するツールやアプリを提供予定です。
(2017年8月リリース予定)現在はリリース時期は未定です。 - 当サイトのTwitter、Facebookアカウントをフォローしていただくと、記事の更新情報をお知らせしていますので、リリースの際にお知らせします。
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あなたの人生が変わる「ライフプラン表」の作成
ライフプラン表の作成とは、「いつ」「何に」「いくら」お金が必要なのかをあらかじめ予測することです。
住宅や子どもの進学など人生にはお金のかかるイベントが目白押しです
人並みにお給料をもらっているサラリーマンの人でも、何も計画せずに過ごしていると大きな財政危機となってしまいます。
ここで、ライフプラン表を作成しあらかじめ自分のライフイベントにいくらのお金が必要になるのか把握できれば、あとはその目標に向かってお金を貯蓄すれば良いのです。
いくら必要になるのかだけでも、把握していれば隣のお家の財政危機を横目に余裕のある人生が送れるようになります。
サラリーマンには2度破産の危機が・・・
実際にライフプラン表を作成していくと、支出の中に住宅の購入、子供の教育費が大きな割合を占めてきます。
この大きな破産危機の元凶となる2つのイベントに対して準備は当然ながら必要となります。
お金に困りたくない方、ここで紹介したライフプラン表を一度作成してみてください。
あなたがその破産危機にいつ直面するのか?どれくらいお金が必要なのか?がわかるはずです。
時期が分かれば後はその危機に向けて必要なお金を貯蓄していきましょう。
また、年間の収支がマイナスなら家計のスリム化も必要です。
このライフプラン表を作成したあなたは、お隣さんが子供の教育費であたふたしていても余裕を持った生活が送れるはずです。
ライフプラン表作成の6ステップ
それでは実際にライフプラン表を作成していきましょう。
フォーマットは筆者の作成したライフプラン表を使用しています。
こちらは無料でダウンロードできますので、ぜひダウンロードし印刷し書き込むかそのままExcelに書き込んでみてください。
※ライフプラン表のフォーマットについて
手書きでライフプラン表を作成したいあなた、ライフプラン表のフォーマットはライフプラン表簡単作成ツール(無料ダウンロード)をダウンロードしてください。 ダウンロードした、ライフプラン表のシート『ライフプランシート』が本記事で紹介しているフォーマットになります。 ダウンロードしたライフプラン表のシート『ライフプランシート』にはすでに、参考例の記載がありますが記載を削除し、印刷することで手書きでライフプラン表を作成することができます。
ライフプラン表簡単作成ツール(無料ダウンロード)を使用すると簡単な質問ですぐにライフプランシートが作成できますのでお試しください。
※ここから紹介する方法は筆者の作成したライフプラン表のフォーマットを使用しています。もちろん、このフォーマットにこだわらず表計算ソフトや紙と鉛筆で自身で作成するのでも全く問題ありません。家族みんなで作成するのも楽しいかもしれませんね。
STEP1 自分や家族の年齢を書き込む
まずは左端の欄に家族の名前を記入していきます。
そして、年齢を左上の欄から1年ずつ記載していきます。
以下の例では、夫、妻と5歳、3歳の子どもがいる家庭を想定しています。
STEP2 住居にかかる出費を考える
次に住居にかかる費用について計上しましょう。
今回の例では2年後の37歳の時に3000万円程度の住宅を購入すると家庭し、頭金300万円をイベント欄に計上しました。
以下は参考資料として住宅取得の平均値を掲載します。
STEP3 子どもの教育費を考える
次は子どもの教育にかかる費用です。
教育の費用も人生の出費の中では大きなものを占めます。総額でも1500万円程度は見込んでおかなければなりません。
子どもが私立を希望した場合、高校、大学を私立に通わせることになると年間100万円以上の負担となることも予想されます。
今回の例では、子ども二人がそれぞれ成長し、小学校、中学校、高校、大学と進学した場合の
費用をイベント支出の欄に書き込んでいます。
以下は参考資料として子どもの学年別の学習費を記載しています。
STEP4 自家用車やその他イベント支出を検討する
ここではマイカーの購入についてです。
車も非常に大きな買い物です。自分の見栄のために支払い能力を大きく超えるような車でもローンで買えてしまいます。
車を購入する際も、自分のライフプランと将来の必要となる費用とで見積もり、余裕のある購入計画を立てましょう。
今回の例では45歳に200万円のマイカーを購入する予定となっています。
またその他、ライフイベントとして大きな出費が予想される場合はイベント欄に記入していきます。
STEP5 収入と支出を概算する
ここまでで、イベントとして想定される支出が明確になりました。
次に収入と普段の食費や住居費を概算しライフプラン表に書き込みましょう。
ここでは収入として可処分所得(手取り)を記入してください。
可処分所得は年収から所得税、住民税、社会保険料を引いた額です。
簡単に計算すると年収の80%が可処分所得となります。
また、収入は定期昇給がある場合、翌年、さらに翌年と変動します。
その変動率を考慮した将来価値をライフプラン表には記載します。
次に支出です。
支出は1年間の生活費、住居費、保険料などを記載します。
生活費に関しても子どもの成長を考えて毎年1%~2% 増加していくと考え記入してください。
筆者の作成したライフプラン表には消費支出と書いてあるものが基本生活費です。
基本生活費は食料や水道・光熱費、衣服など生活に必要となる費用です。
1年の支出額が正確にわかる方は少ないと思いますので(私もわかりません。。)
以下に、筆者が概算した生活費を記載します。
2015年 総務省統計局「家計調査報告」より消費支出から住居、教育、その他支出を除いた額
二人以上の世帯 単身世帯 消費支出 237万円 127万円
STEP6 資産の変動を把握する
最後に年間の収支を求めましょう。
収入と支出がわかったので、「収入-支出」から年間収支を計算します。
そして次に、資産(貯金)を求めましょう。
資産(貯金)は前年の資産額(貯金額)より年間収支を反映します。
当然ながら年間収支がプラスなら資産額も前年から年間収支額をプラス。
逆に、年間収支がマイナスなら資産額も前年から年間収支額をマイナスにします。
イメージは以下のようになります。
ここで紹介したライフプラン表の作成ですが、筆者が作成した
ライフプラン表を自動で簡単に作成できるExcelファイル(無料ダウンロードはこちらから)があります。
ぜひ、こちらも使用してみてください。
ライフプラン表自動作成ツールの使い方
ライフプラン表の作成方法について解説してきましたが、これをすべて手動で行うのはなかなか大変です。
なので、今回簡単にライフプラン表を作成し、自分のこれからのことについて考えてもらうために、自動作成ツールを作りました。
簡単な設問に答えてもらうだけで、ライフプラン表を作成しますので、あなたの時間をかけません。
※ライフプラン表簡単作成ツールはExcelのマクロ機能を使用しております。ご使用の際は、マクロの有効化(コンテンツの有効化)をお願いします。
シートの説明
ライフプラン簡単作成ツールは以下のシートからなります。
- 入力フォーム
- ライフプランシート
- データフォーム
- 免責事項
入力フォーム
まずは入力フォームについて解説します。
このシートでは、ライフプラン表を作成するために必要な情報である、自身の年収や家族構成、住宅ローンの有無などの設問を9個用意しExcel上に入力してもらいます。
質問1 世帯主の年齢
こちらの項目では世帯主の現在の年齢を空白のセルに記載してください。
質問2 配偶者の有無
配偶者がいる方は”います”にチェクマークをつけてください。その際に右下の空白のセルに配偶者の方の年齢を記載してください。
独身で今後結婚するつもりでいる場合は”今はいないが結婚したい”にチェックマークをつけてください。そして右下の空白のセルには何年後に何歳の人と結婚したいのかを記載してください。
現在独身の方で、今後も結婚を考えていない方は、”結婚しない”にチェックマークをつけてください。
質問3 子どもの有無
現在子どもがいる方や、将来子どもを考えている方は”います/今はいないが予定している”にチェックマークをつけてください。
現在、子どもがいる場合、下の空白セルには子どもの年齢を入力してください。
将来作る予定の場合、年齢の項目には”今はいない”を選択していただき、何年後に作る予定なのかを”**年後に予定”の空白セルに記載してください。
子どもを作る予定がない方は”いません”にチェックマークをつけてください。
質問4 現在の年収
現在の年収を空白セルに入力してください。
こちらには社会保険料などを引かれる前の総支給額を記載してください。
(※ライフプラン表を作成する際は、総支給額の8割を手取り額として作成しています。)
質問5 現在の貯蓄
現在の貯蓄額をしたの空白セルに入力してください。
質問6 配偶者の年収
配偶者がいる方は配偶者の方の年収(総支給額)を空白セルに入力してください。
現在、独身で今後結婚を予定されている方は、配偶者に希望する年収をしたの空白セルに入力してください。
質問7 マイホームの有無
現在マイホームをお持ちのかたは”保有している”にチェックしてください。
その際、現在の住宅ローンの残高、金利、残りの年数をだいたいで良いので、下の空白セルにそれぞれ入力してください。
マイホームをお持ちでない方で、今後購入を予定しているかたは、”これから購入予定”にチェックをしてください。
その際に、何年後にいくらの住宅を購入するのかこちらもだいたいで良いので空白セルに入力してください。
また、住宅を購入するまで、アパートなどで住まわれる方は、その家賃を入力してください。(実家などで家賃が発生しない方は0を入力してください。)
今後マイホームを持たず、賃貸のままで生活される方は、”賃貸のまま”にチェックをしてください。下の空白セルにはその家賃を入力してください。
質問8 自動車の購入
今後定期的に自動車の買い換える方は、”購入する”にチェックしてください。
その際、何年ごとにいくらぐらいの自動車を購入するのか下の空白セルに入力してください。
今後、自動車を購入しない方は、”購入しない”にチェックしてください。
質問9 資産運用について
現在、資産運用を行っている方は、”行っている”にチェックしてください。
その際下の空白セルには目標としている利回りを入力してください。
資産運用を行っていない方については、”行っていない”にチェックしてください。
ここまでがライフプラン表を作成するために必要な設問となります。
すべての設問に入力いただきましたら、”ライフプランシート作成”ボタンをクリックしてください。
自動でライフプラン表の作成が始まります。(作成には10秒ほど時間がかかります)
ライフプランシート
9つの設問に入力いただき、ライフプランシート作成ボタンをクリックしてもらうと、自動的にライフプランシートに移動します。
ライフプランシートでは、入力していただいた情報から家族構成から将来のイベントによる出費などを自動で入力します。
また、グラフを用意し一目で収入と支出、貯蓄の状況をわかるようにしました。
データフォーム
データフォームではライフプランシートを作成するために使用した、データが入力されています。ライフプランシートで使用したデータは、
- 教育費
- 消費支出(食費、衣料費など)
- 保険費
- 車輌費
になります。
これらの項目についてより詳細な額が分かる方はこちらのデータフォームで記載を変更し、ライフプランシートに反映させることが可能です。
免責事項
ライフプラン表簡単作成ツールを使用する上での注意点等を記載しております。
よく読んでから使用するようお願いします。
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[…] お金は人生という長いスパンで考えなければいけないことですから、ライフプラン表という人生の予定表を作ってイベントを記載することが一般的です。 […]