FXって説明されても分からない!そんなあなたにわかりやすく解説「FXとは?」

 

突然ですが、FXを日本語にすると何と言うかご存知ですか?

FXとは『外国為替証拠金取引』となります。
FXという名を聞いたことはあっても、このように日本語で解釈されている方は少ないのではないでしょうか。

そもそもFXとは、一体どんな取引なのでしょうか。

それは、先ほどのFXの日本名を分割すると分かりやすくなります。

まずは、『外国為替』

日本から見た外国為替は、外貨を1通貨何円で交換するかという事で、ニュースでも「現在の為替レートは1ドル105円38銭」というものを見たことがあるかと思いますが、それが外国為替です。

次に、『証拠金取引』

証拠金とは取引で必要な「担保金」です。そんな説明だけでは意味が分からないと思いますが、「FXとは?」を理解する入り口と言えます。

一言でまとめるとFXとは「外国通貨を売買し、その価格差により損益が決まる取引」という事ですが、証拠金とは何か、FXとはどんな取引か、具体的な取引方法と用語の解説を交えて解説します。

FXとは

通貨の価値が上がるのか下がるのかを予想する

FXとは「外国通貨(ドルやユーロなど)を売買し、その価格差によって損益が決まる取引」のことです。

例として、身近でよく使われる『米ドル-円』での取引で説明します。

現在、『1ドル = 110円』で取引されているとします。ここで、1000ドルを購入するため11万円支払いました。

もし、1000ドルを11万円で購入した後に円の価値が下がり(円安と言います)、『1ドル = 120円』になった場合、あなたが11万円で購入した1000ドルが12万円で交換することができ、1万円儲けることができます。

逆に円の価値が上がり(円高と言います)、『1ドル = 100円』になった場合、1000ドルは10万円でしか交換できず、あなたは1万円損をしてしまいます。

このように、常に変動している通貨の為替レートから上がるのか下がるのかを予想して利益を出そうとするのがFXなのです。

FXの仕組み

金利差で儲ける

FXでは為替の変動により利益が出たり(為替差益)、逆に損をしてしまう(為替差損)ことは先ほど説明しました。

FXはこの為替の変動を利用しなくても利益をあげる方法があります。それは、外国通貨との金利差を利用することで利益をあげる方法です。

例えば、日本円(金利0.1%)で高金利通貨の『トルコリラ(金利7.5%)』を買ったとします。すると、両国の金利差は7.4% (7.5-0.1=7.4)となり、トルコリラを保有中は7.4%の金利が受け取れることになります。

この金利差を『スワップ・ポイント』と呼び、スワップ収入を目的としてFX会社の口座を開設することも可能です。

FXの特徴

FXは少額からでも始められ、今では主婦やサラリーマンの副業としても人気となっています。

ではなぜ、FXが人気となったのかそれは、『レバレッジ』『24時間いつでも取引可能』という大きな特徴があるからです。

FXの代表的な特徴!「レバレッジ」とは?

まず、FXの特徴の一つが、口座に預け入れた金額の最大25倍までの取引ができるという点です。

この、取引の際に資金を何倍にもできる事を「レバレッジをかける」と言い、一般のトレーダーの間では「今、レバいくつでやってる?」「僕はレバ10だよ」なんていう風に使われます。

例えば、FX会社の為替レートが1ドル100円だとするなら、10ドルを手に入れるためには1000円必要になります。

しかし、レバレッジ25で取引するとしたら、40円さえ用意しておけば10ドルが手に入るという事になります。

これがFXの仕組みの基本です。

実際には最低1万通貨からの取引と決まっているFX会社が多いので、レバレッジ無しで1万通貨を手に入れようとするなら、1ドル100円で100万円を用意する必要があります。

しかし、レバレッジを25倍で取引をするなら、4万円を口座に入金しておけばよいという事になるのです。

証拠金が担保とは?何故25倍で取引できるのか

では、25倍で取引ができるとはどういう事でしょうか。
もしあなたが、10万円を証拠金として入金したとします。

この時点で25倍の250万円分の取引をする権利を得るのですが、その10万円はあくまでFX会社にとっての担保なので、実際の250万円という金額はFX会社が肩代わりして動かしているのです。

よって、取引で利益が出れば証拠金に組み込まれ、損失が出れば担保金である証拠金から引かれます。

つまり、FX会社は損失まで肩代わりしてくれるわけはありませんから担保が必要なのです。

ここで補足なのですが、FXが流行り始めた当初はウン百倍まで取引ができたのですが、破産する人が相次いだため、安全策として法律が変わりました。
今では25倍までがレバレッジの限界となっています。

また、「自分の10万円が25倍になるのか!」「何倍にもなるのは、FX会社がお金を貸してくれているから」という解釈をされている方や、そのように説明しているサイトなどもあったりしますが、正確にはそうではありませんのでご注意ください。

ただ、その仕組みまで説明するとなるとかなり長くなりますので、ここでは省略します。

FXの取引時間は?自分の都合で自由に取引できるFXの魅力

「よし!じゃあFXとは何かも分かったし、早速取引をしよう!」

全くの初心者で、上記のように思った方はもう少しお付き合いください。FXを行うにしても、いつ取引できるのか、どんな取引をしたらいいのかイメージが湧きませんよね。

そこで、FXの取引ができる時間帯と、あなたのスタイルに合わせて取引ができるFXの魅力をお教えします。

近所の便利なお店「FX」は24時間営業!?

FXとは、土日を除いて24時間好きな時に売買できる取引です。

これはFXに人気が集まる点の一つで、日中は仕事で忙しい人でも気が向いた時に取引が可能となります。

「そうなんだ!じゃあ寝る前にちょっと試してみよう」という気軽さでも取引できます。

でも何故、FXは24時間取引ができるのでしょうか。
それは、あなたの取引相手が世界の通貨だからです。

今あなたがこれを読んでいる時がお昼の12時なのであれば、ニューヨークはまだ14時間遅れた昨日の夜10時です。

つまり、あなたが帰宅してから夕飯を食べ終え、ゆっくりしている頃、今から9~10時間後にニューヨークが活発になります。

言い換えれば、寝る前のちょっとした取引というのは、ニューヨーク市場で取引をしているという事なのです。

為替市場はこのニューヨークとの時差の話のように、どこかの市場が動いている間は取引が可能になります。

また、日本から見た時間別の主な市場は以下のようになります。

朝9時~午後5時  東京市場

午後5時~翌3時  ロンドン市場

午後10時~翌5時  ニューヨーク市場

午前5時〜午前9時  オセアニア通貨市場(ニュージーランドやオーストラリア)

取引時間

これでほぼ24時間がカバーできていますね。

このようにFXとは、あなたの生活習慣に合わせた取引が可能です。

FXに慣れた人の中には「東京→ヨーロッパ→アメリカ→オセアニア」という風に大きく分けて、その時間に合わせてトレードスタイルを変える人もいるほどです。

自分に合ったトレードスタイルとは?

為替市場もそれぞれ時間帯というものがありますので、取引が活発な時間と閑散とした時間がありそうだという事に気づいた人もいると思います。

東京市場の開始直後も為替は大きく変動しますが、更に大きく動くのがやはりニューヨーク市場です。

閑散とした市場では為替変動が狭い範囲でしか動かないため、多くの人が変動の大きい時間帯を狙って「スキャルピング」という取引をします。

ここで「ん?スキャルピング?」と思った方、実はFXとは色々な取引手法や分析方法があるのです。

そこで、その具体的な取引方法や、それぞれの違いについて説明します。

「スキャルピング」

スキャルピングは薄い利益を積み重ねるという意味で、数pips程度の利益をコツコツ積み重ねるトレード手法です。

pipsとは、為替レートが変動するときの最小の単位で、『ドル・円』では1pips = 1銭となります。

数秒から数分の間に取引を完了させる超短期のトレードであり、スワップポイントを気にせず取引をすることができます。

「デイトレード」

デイトレードは1日の間で取引を終了させるトレード手法です。

スキャルピングのように、スワップポイントを気にせず取引ができ保有時間を超短期にする必要がないので、比較的大きな値幅をねらうことができます。

「スイング」

スイングトレードはトレード期間を数日~数週間という期間での為替変動を予測して取引を行うトレードスタイルです。あまり時間がない人にはおすすめのトレードスタイルで、ある程度大きな為替差益をねらうことができます。

「中長期」

中長期トレード数か月~数年という期間での取引を行うスタイルです。大きな為替差益やスワップポイントをじっくりねらっていくことができます。

じゃあ、自分はどのスタイルで取引すればいいんだろう?

ここまでで、FXとは自分の都合で取引ができる取引ですので、「よしやるぞ!」と決死の覚悟を決めなくても気軽に始められるものというのはお分かりいただけましたでしょうか。

最初は、慣れることを目的にスキャルピングで少額から始めてみると良いでしょう。

FXとは最低1万通貨からの取引であるとは言いましたが、FX会社によっては千通貨から取引ができるシステムを採用しているところもあります。

慣れてきたら、今度はデイトレに移行して、1日を通して複数回の取引をした結果、損益がどのようになったのかを記録していくのも面白いかもしれません。

更に慣れてくると、スウィングにも興味が湧いてくるでしょう。

何故なら、デイトレで勝ったり負けたりしているうちに、大抵の場合、経済や政治についての情報を気にするようになり、自然とたくさんの知識を得るようになります。

すると今度は、自分の分析を試す意味で気長に持っておける少額のポジションが欲しくなるのです。

これもFXの魅力です。

気づいたら、周りのみんなより経済に詳しくなっていて、ちょっとした優越感も味わえたりします。

リスクでもありチャンスでもある為替差益と為替差損。FXとは自分との心理戦?

レバレッジの説明でも解説していますが、自己資金の25倍で取引ができるのがFXです。

つまり4万円で1万通貨の取引ができるのですが、逆にいえば、利益も損失も25倍になるという事です。
例えば、4万円の証拠金を入金して、1ドル100円を1万通貨買ったとします。

この1ドル100円の買いポジションが毎時10銭ずつ円安なった、つまりチャート上で上昇していったとします。

1ドル100円10銭
1ドル100円20銭
1ドル100円30銭

10銭の上昇で、いくらの利益になるでしょうか。
1万通貨×10銭(0.01円)=1000円
1000円の利益が1時間で得られる計算となりました。
「ふーん、ランチ代程度かぁ」なんて思うかもしれません。

ただ、普通の投資の観点から見ると、もはや利回りという概念とは何かと考え込んでしまうほどの大きな利益なのです。

では、逆に相場が下落したとしたらどうでしょうか。計算するまでもなく、マイナス1000円という事です。「え!?1000円も損するの?」なんて思われた方、不思議ですね。

1000円の利益では大したことないように思えるのに、損となると1000円が非常にもったいなく感じます。

実はこの心理はFX取引の上で大事なところでもあるのです。

「損小利大」という言葉があります。

字のごとく、損失は小さくして利益は大きくすべしということですが、実はなかなかこれができないのです。

人の心理として、利益が生まれてくると、それを早く自分のものにしたくて利益確定、つまりポジション決済を行いたくなるのです。

逆に、損が発生した時にそれを決済する損が確定するため、マイナスになっているポジションをいつまでも決済しないで持ち続けてしまうのです。

現実を受け入れられないとも言えるでしょう。

ですが、為替相場は自分がポジションを持ったところまで、なかなか戻ってきてくれません。FXにはトレンドというものがあって、一定期間は同じ方向に進むからです。FXとは始めてみると気軽に思えますが、取引を重ねる度にその奥深さを実感します。

為替差益を得るには相場を知るとともに、自分を知ることも大事になってくるでしょう。

まとめ:FXって説明されても分からない!そんなあなたにわかりやすく解説「FXとは?」

今回は、基本の部分を噛み砕いて解説しましたが、ここまでをまとめると以下のようになります。

・FXとは自己資金の25倍の金額の取引ができる。

・取引は土日を除いて24時間いつでも可能。

・FXには取引の頻度と長さでトレードスタイルに違いある。

・為替差益を得るならリスクと自分を知ろう

これらを理解してFXを始められたなら、全くの初心者の方より一歩リードしたと言っても良いでしょう。

是非、自分のスタイルを見つけて、楽しいFXライフを送りましょう。

 写真・アイキャッチ画像:photoAC 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*