【図解】お得なNISA(ニーサ)をどこよりもわかりやすく解説

お得なNISAをわかりやすく解説

 

投資に興味がある人の中では、「NISAとは何か分からないけれども興味はある」という方も多いのではないでしょうか。また、現在投資を行っている人でもNISA(ニーサ)について、あまり良く分かっていない方もいるのではないでしょうか。

NISA(ニーサ)とはわかりやすい制度であり、投資家にとってメリットも大きいです。

ただ、メリットがある分、注意点があったり、気を付けるべき点があったりします。そこで今回は、NISA(ニーサ)の概要やメリット・デメリットを説明し、かしこくNISA(ニーサ)口座を活用する方法を図を使ってわかりやすく解説します。

 

NISA(ニーサ)の仕組みを理解すれば、従来の投資よりも利益が上がる可能性もありますし、株や投資信託が初心者の方も投資をはじめるハードルが低くなります。

これを読んで投資初心者の方が少しでも「NISA(ニーサ)を使って株式投資を始めてみよう!」そう思っていただけると幸いです。

 

そもそもNISA(ニーサ)とは何か?図解でわかりやすく解説

 

そもそもNISA(ニーサ)とは、「少額投資非課税制度」のことを指します。

わかりやすい言葉でいうと、「株や投資信託などで得た利益は投資金額120万円未満なら税金がかからない」という制度です。

本来であれば、株や投資信託で得られた利益には税金がかかります。

しかし、NISA(ニーサ)「少額投資非課税制度」を利用することにより、従来、税金がかかっていたものを税金がかからなくすることで、株や投資信託をはじめ投資全般をはじめるハードルを低くしているのです。

 NISAとは?わかりやすく解説

NISA(ニーサ)は、知ってしまえば非常に分かりやすい制度です。ただ、途中で株などを売却するときなどはイレギュラーな仕組みがあるため、その仕組みを知っておかないと思わぬところで税金がかかってしまうので注意が必要です。どのような時に税金がかかってしまうのかもこのページでわかりやすく解説していますので最後まで読んでくださいね。

NISA(ニーサ)の概要とは?

ここからは少し詳しくNISA(ニーサ)制度についての概要をお伝えします。すこし難しい言葉も出てきますが、わかりやすい言葉に置き換えて、図をつかってわかりやすく解説させていただきます。

NISA(ニーサ)についてまとめると以下のようになります。

[aside type=”boader”]
  • 税金がかからない対象:株や投資信託の値上がりした分の利益および配当でもらえる利益
  • 税金がかからない投資枠:毎年120万円まで
  • 税金がかからない期間:5年間
  • 投資総額:最大600万円
  • NISA継続期間:2014年から2023年までの10年間
[/aside]

 

従来、株式や投資信託にかかる税金は、所得税・復興税合わせて20.315%の税率がかかっていました。

たとえば、株の売買で100万円の利益が出たら203,150円を所得税・復興税として納める義務があったということです。

 

しかし、NISA(ニーサ)ができてからは、上記の条件を満たしていれば、この税金を納める必要がないということです。前項でいったとおりNISA(ニーサ)の概要はとてもわかりやすい制度になっています。

NISA(ニーサ)のイメージ

 

NISA(ニーサ)運用の具体例

 

わかりやすい例でいうと、「80万円で株を購入して100万円で売却した」とします。

このときには、株の売買によって20万円の利益が出ているので、本来であればこの20万円に税金がかかります。税率は20.315%ですので、40,630円の税金です。

 

しかし、NISA(ニーサ)口座でこの株を運用すると利益は非課税になるので、20万円の利益がそのまま自分の利益になります。ここでは、証券会社に支払う手数料などは0円の前提です。

NISA口座なら税金がかからない

ただ、前項で説明した「税金がかからない投資枠:毎年120万円まで」には注意が必要です。わかりやすい言葉でいうと「120万円までの資金で購入した株や投資信託における利益には税金がかからない」となります。

 

たとえば、120万円で購入した株が280万円で売却できたら160万円の利益になります。ここで間違いやすいのは、160万円の利益のうち「120万円の利益分だけ税金がかからない」という間違いです。

 

このような解釈ではなく、投資金額120万円であるので、この場合は160万円の利益全てが非課税になります。

 

NISA(ニーサ)で運用する際の注意点

 

ただ、NISA(ニーサ)とは色々な制限があるため、以下の点に注意する必要があります。

[aside type=”boader”]
  • 2014年2015年の投資枠は120万円でなく100万円
  • 原則1人1口座
  • 非課税投資枠は翌年の繰り越しができない
  • 株式などを売却しても非課税枠の再利用はできない
  • 5年を超すと移管する必要がある
[/aside]

まず、非課税枠は毎年120万円といいましたが、2014年2015年は100万円であるので、既にNISA(ニーサ)で投資している人は間違えないようにしましょう。また、NISA(ニーサ)とは原則1人1口座までしか持つことができません。

NISAは1人1口座まで

税金がかからない投資枠が余っても翌年に繰り越しができない

 

「繰り越しできない」とは、仮に2017年に株を100万円分しか購入しなかったとします。NISA(ニーサ)口座の最大投資枠は120万円なので、20万円分の枠は余るということになります。ただ、この20万円を2018年に繰り越して140万円(120万円+20万円)の枠に広げるなどはできないということです。

NISAの投資枠が余っても翌年に繰り越せない

株式などを売却しても税金がかからない枠の再利用はできない

 

さらに、株を途中で売却しても、その年の非課税枠は回復しません。たとえば、80万円の株を購入して、120万円の非課税枠が40万円に減ったとします。このとき、80万円分の株を全て売却しても、非課税枠は120万円に回復するワケではないということです。このように、NISA(ニーサ)とは、シンプルでわかりやすい仕組みになっています。

株式の売却後、非課税枠は再利用できない

 

「5年」を超すと移管する必要がある

 

NISA(ニーサ)とは、税金がかからない期間が5年と決まっています。わかりやすく言い換えると、「5年間を過ぎると課税対象になる可能性がある」ということです。

 

たとえば、2016年に100万円分の株を買ったとします。その株は2020年末まで非課税で運用することができます。そのため、たとえば「翌年の2017年には20万円分売り、残りの80万円分は保有しておく」などの運用が可能ということです。もちろん、2020年末までに全て売却すれば、利益に税金はかかりません。

 

仮に、2020年末を過ぎてしまったとき(株を持ち越したとき)は、新たなにNISA(ニーサ)口座に入れ直すか、NISA口座ではない口座へ移管するか選ぶことができます。仮に2021年にNISA(ニーサ)口座へ入れ直せば利益は非課税になりますが、その年のNISA(ニーサ)非課税枠である「120万円」という枠から差し引かれます。

 

たとえば、80万円をNISA(ニーサ)口座へ移したら、その年の非課税は残り40万円ということです。そして、NISA(ニーサ)口座以外へ移管すれば、NISA(ニーサ)口座の枠は減りませんが利益が出たときに税金がかかってしまいます。

5年後には移管が必要

NISA(ニーサ)口座のメリット・デメリットについて

 

前項のように、NISA(ニーサ)とは非課税になる分お得な部分があり、また制度もわかりやすいです。

ただ、実はメリットだけでなくデメリットがある点も忘れてはいけません。

メリットは、もちろん「非課税になる」という点なので詳しくは前項までを確認ください。

ただ、メリットを活かすために、前項で説明した注意点には気を付けてNISA(ニーサ)口座で運用しましょう。特に、「余った非課税枠は翌年に繰り越せる」や、「一度株を売却すれば非課税枠が復活する」と思っている人は少なくありません。その点は理解すればわかりやすい制度ですが、理解しないと思わぬところで課税対象になります。

 

NISA(ニーサ)は以下の点がデメリットになるので理解しておきましょう。

[aside type=”boader”]
  • 損益通算できない
  • 損失繰越ができない
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損益通算できない

 

NISA(ニーサ)とは「非課税になる」口座であるものの、従来の口座でできる「損益通算」ができない口座です。わかりやすい言葉でいうと「株で損した分と利益が出た分を相殺できず、利益にかかる税金を少なくすることができない」ということです。

NISA(ニーサ)ではない口座で運用すれば、この損益通算は可能になります。

 

[aside type=”normal”]損益通算とは

通常、株の取引などで利益が出た場合、利益額におうじて税金がかかってしまいます。ここで、仮に別の株取引で損失を出してしまった場合、損益通算を行うことができます。
損益通算は利益額に対して、損失額を差し引くことにより、税金の対象となる利益額を減らすことができ、負担する税金を少なくすることができます。[/aside]

たとえば、A証券とN証券で特定口座(NISA口座ではない口座)を開設していたとします。このとき、仮にA証券の口座で70万円の利益を出して、N証券の口座で70万円の損失を出したとします。そうなると、特定口座であれば利益と損失を相殺して「利益0円」という扱いになるので、税金がかかりません。

損益通算のイメージ

しかし、NISA(ニーサ)とは原則1人1口座になります。そのため、仮に70万円の利益を出したA証券の口座が特定口座で、70万円の損失を出したN証券の口座がNISA(ニーサ)であれば、A証券の口座で出た70万円の利益には税金がかかってしまうというワケです。

 

 

損失繰越ができない

 

NISA(ニーサ)口座でない口座は、損失がでたときに3年間損失を繰り越すことできます。わかりやすい言葉でいうと、「損失を繰り越せるので次年に利益が出ても相殺して非課税にする」ことができるというワケです。

 

たとえば、特定口座で100万円の損失を出し、それを確定申告で翌年以降に繰り越したとします。そうなると、翌年に80万円の利益がでても、昨年の損失100万円と相殺して、その80万円は非課税になるということです。その上、余った20万円(100万円-80万円)もさらに翌年に繰り越せます。

 

NISA(ニーサ)口座だと、この繰り越しができないというデメリットがあります。つまり、NISA(ニーサ)口座は利益が出ても非課税になるというメリットがありますが、損失が出たときの助け舟がないという点がデメリットというワケです。

 

 

投資初心者はNISA(ニーサ)を利用するべきか?

 

結論からいうと、投資初心者はNISA(ニーサ)を利用するべきです。ただ、上述した注意点やデメリットを踏まえ、以下のような投資方法にしましょう。

[aside type=”boader”]
  • 5年以内に償却する中期的スパンでの運用を考える
  • 120万円の枠内で分散投資する
[/aside]

5年以内に売却する中期的スパンで投資を考えましょう。1~2年程度で売却するプランであれば、株式運用の知識や情報が入ってくるので運用も上手になりやすいです。また、その程度のスパンで運用すれば、「3年の損失繰越」はあまり意味がないので、その制度がつかえないデメリットも解消します。

 

そして、さいごに120万円の枠内で分散投資しましょう。枠内で投資することによって、利益は全て非課税になりますし、分散することで損失を出すリスクが分散されます。投資初心者であればリスクを分散させることを第一に置くべきです。

 

まとめ

 

NISAとは上述したような仕組みであり、上述したようなメリット・デメリットがあります。NISAと聞くと分かりにくく聞こえるかもしれませんが、実はわかりやすい制度です。今回お話した内容を踏まえ投資をすれば、この内容を知らないときよりも利益を上げられる可能性は高くなります。

 

特に投資初心者の人は、NISAを利用することによってリスクヘッジにもつながります。なぜなら、非課税投資枠が決まっていて、比較的中期的なスパンで運用できるからです。投資は短期間での運用だとリスクが高まりますし、逆に長期間の運用だと投資スキルは伸びません。ぜひNISA口座でかしこく投資をしてください。

 

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